初めての海外引越:航空便に詰めるべき荷物は?
はじめまして!ゆい(https://x.com/n_m_y_y) です。
2024年の春頃からマレーシアに住んでいます。
今回は人生初の海外移住だったので、荷物仕分けの作業はとにかく大変でした。
「荷物が多いと運賃が高くなる可能性があるため、現地調達できるものは持っていくのを最小限に抑えましょう。」とよく見ますが、必要最低限とは?私達って何が必要なんだろう?と疑問だらけでした。
この記事では「航空便に詰めた必要最低限の荷物」にスポットを当てて書いていきます。
当時、過不足なく荷物をさばくため、「海外移住」「航空便」「船便」などでググり、出てきたブログを片っ端から読んでいました。読み比べをするためにサンプル数は多いほうがいいなと感じたため、私もこの経験を通じて得た知識や気づきを自分なりにまとめてみることにしました。ブログを書いてくださった方々ありがとうございました!この場を借りて感謝申し上げます。
海外移住を考えている・または準備中の方々にとってこのブログがなにかヒントになれば嬉しいです。
前提:家族構成
前提として私の家族構成は
– 自分
– 夫
– 子ども(当時2歳児)
です。家族全員での移住ということで、準備が本当に大変でした。。。
手荷物と飛行機の預け荷物
持っていったのは以下です。
結果的にはトランクの容量が少なすぎて無謀でした。
- 手荷物:リュック2つ、ベビーカー
- 飛行機 預け荷物:65Lのトランクと75Lのトランク
手荷物と飛行機の預け荷物の詳しい中身はこんな感じでした。
- 書類
- パスポート
- ビザ(データ化)
- 母子手帳・母子手帳英訳(データ化)
- 出生証明書・ワクチン接種証明書
- 戸籍謄本
- 運転免許証
- 保険証
- 銀行口座情報
- 不動産契約書
- 衣類
- 家電
- ノートパソコン
- タブレット
- スマホ
- 充電器
- アダプター
- 日用品
- 文具
- 洗面用具
- ティッシュ
- 化粧品
- 医薬品
- 常備薬
- 子ども
- エプロン・食器(エプロンは使い捨てが便利でした)
- おもちゃ(少し)
- 座薬解熱剤・便秘薬
書類はスキャンしてデータ化すると、すぐ取り出せ、かさばらず便利です。
飛行機で手荷物にして正解だったものリストの記事もあとで書こうかな。
航空便と船便について
海外への引越しでは、航空便や船便を利用して荷物を輸送します。今回は夫の転勤による移住だったため費用はすべて夫の会社が負担してくれました。
航空便には重量、船便にはCFTという単位、のように、それぞれ会社から言われた上限がありました。
航空便は1~2週間程度で配達され、船便は2ヶ月半ほど時間がかかります。
航空便は、スピードを重視する代わりに、運べる荷物や費用に制限があるため、利用できる量は船便に比べて限られます。一方、船便は、大量の荷物を比較的安価に輸送できますが、到着までに時間がかかるという特徴があります。
また航空危険物や万国共通の禁制品は送れません。爆発物や火薬類、引火性液体、麻薬や向精神剤、生きた動物、貴重品などが該当します。
詳細はこちら:日本から海外へ送るお荷物について
これらを踏まえた荷物の仕分けはとにかく大変でした。今仕分け中の方、本当にお疲れ様です!
航空便(すぐ使うもの)輸送したもの
生活必需品
- 変圧器
- 炊飯器
- タオル
- アレクサステック
- 衣服・靴・カバン・パジャマなど
変圧器
カシムラの変圧器がオススメです!あとでリンクを張ります。
炊飯器
3合炊きの小さいものしか持ってなかったので絶賛後悔中。5合炊きを買っておくべきでした。マレーシアで買うには、コンセントの形が違うなどいろいろ相違点があり困っています。
アレクサステック
私達の借りている賃貸の部屋は、なんとテレビが映りませんでした。そのためアレクサスティックでプライムビデオを見ています。
アレクサステックの設定も大変だったのであとで別の記事にしたいです。
サンダル
お気に入りの歩きやすいサンダルが来るまで、南国でいちいち靴下とスニーカーを履いていました。サンダル来てくれてありがとう。過去の自分GJ
日用品
- 掃除用品
- 文房具
- タコ足
文房具
子どもとお絵描きしたり、段ボールを開けるのにカッターが必要だったり、文字を書いたり、何かと便利です。
キッチン関連
- タッパー
- お箸などのカトラリー
- コーヒーマシーン・お茶
- 包丁・まな板
- フライパン
タッパー
普通の引っ越しのときもそうですが、タッパーは便利ですね!
保存もできるしお皿としても使えるし、最高です。
マレーシアで売っているタッパーは食洗機対応ではなかったり、レンジ不可だったりするので日本で購入しておくのがおすすめです。
医療関連
- 常備薬
- 絆創膏
- コンタクトレンズ
常備薬
頭痛持ちの人はロキソニンを送っておくことをおすすめします。マレーシアではロキソニンは処方も市販もありません。
あと、意外なことに漢方薬はあまり売ってなかったので、気圧の薬など送っておいてよかったなと思いました。マレーシアの3割は中華系なのですが、薬局で漢方薬を売っているのは見たことがないです。
なお、体温計・湿疹の塗り薬などは手荷物にしました。
絆創膏
キズパワーパッドを売っているお店をまだ発見できてないので、日本で買ってストックしておくことをおすすめします。似たような商品もこちらで売っているのですが、剥がれやすい・貼りにくい気がします。
寝具
タオルケット・掛け布団
本当は掛け布団が必要なんですが、3人分いれるとすぐに容量が埋まってしまうので現地で買うことにしました。が、結果的には失敗でした。
南国だからタオルケットで十分だろうと思っていたのですが、虫と湿気対策で室温がかなり低いためきちんとした掛け布団が必要でした。
後日ニトリで購入したのですが、それまではとても寒く、鼻風邪を引いてしまいました。今考えると、夜間だけエアコンの温度を下げるべきだったかもしれません。
シーツ
わざわざ手荷物で持参し、かなりトランクを圧迫していたのですが、備え付けのベッドと持参したシーツのサイズが違っていて使えませんでした。歩いて5分ほどのショッピングモールですぐ購入できましたが、KLの物価は日本よりもちょっとお高いか同じくらいなので注意です。
子ども用品
- 子ども用食器
- 子どものおもちゃ
- 子ども椅子(ご飯用)
この辺は各家庭によると思うのですが、とにかくおもちゃが来てくれて助かりました。プールに入ると熱が出てしまうことがわかり、プールにも入れず、外は暑すぎて、何もすることがないのでおもちゃが来るまではずっとiPadでYoutubeを見させていました。こどもごめんよ
航空便で持参して後悔したもの
- マスク
- 追加の自分の服
- ハンガー
- おむつ・水着オムツ
マスク
参考にしていたのがコロナ禍の記事だったこともあり航空便に入れたのですが、現地のどこでも購入できる上、ほとんど必要なかったのに大量に入れてしまいました。
ハンガー
備え付けが大量に置いてあったので重量を圧迫する割に必要なく邪魔です。その他は現地で直ぐに購入できたので必要ありませんでした。
まとめ
要点は以下のような感じです。
- 飛行機の預け荷物(大人2人+2歳児)3人家族では、100L前後のトランク2つが必要だった
- 機内手荷物:リュックはなるべく30L以上×2が良さそう
- 航空便は1~2週間程度で配達されるので厳選された特に必要なもの
- 船便は2ヶ月半ほど時間がかかるため、落ちついてから生活を豊かにするために必要なもの
書類はスキャンしてデータ化すると、すぐ取り出せ、かさばらず便利です。
おまけ:手荷物と預け荷物の仕分け方法
手荷物と預け荷物の仕分けはチャットGPTやGeminiに頼むと一瞬でテンプレートになるリストを作ってくれます。
家族構成、トランクの大きさ+個数、コンドミニアムに付く前にホテル泊はあるのか、など詳細条件をを伝え、手荷物とトランクの仕分けを頼むとリストが出てきます。それを自分なりにカスタマイズして夫と共有していました。
やってないけど、航空便と船便の仕分けヒントもくれそうだなとおもいます。孤独な作業ですが頑張っていきましょう。やれば終わりますよ!
なお、言うまでもなくあくまで私個人の例であり、全てのケースに当てはまるわけではありません。移住先の国や地域、家族構成、生活スタイルによって、必要な持ち物は異なりますが、この記事が、海外移住を検討されている方の参考になれば幸いです!
準備がんばってくださいね〜〜!!