はじめまして、こんにちは!マレーシア・クアラルンプール在住のゆいです。
この記事でわかること
マレーシアで単発の家事代行サービスを利用する方法や注意点を詳しく解説しました。コストや実際の体験談を知りたい人に役立つ情報をまとめています!
- マレーシアの家事代行サービス体験談
実際に家事代行を利用した経験についての紹介 - 単発での家事代行依頼
定期契約ではなく、必要なときだけ利用した体験談 - 予約から利用までの流れ
家事代行サービスの予約方法や依頼手順 - 料金とコスト感
家事代行の費用や、日本との価格差 - スタッフの対応やサービスの質
実際に利用した際のスタッフの働きぶりや接客態度 - トラブルや注意点
依頼時に気をつけるべきポイントや発生した問題
それでは行ってみましょう〜
利用のきっかけ
海外生活では、日本様式の建築ではないため、掃除が難しいと感じることはありませんか?また掃除用品も日本とはことなり、掃除や片付けの作業もひと苦労ですよね。
引っ越したばかりの頃は、備え付けのモップの使い方もわからず、バスルームやリビングの掃除も“なんとなく拭いた”だけで終わっていました。
特にガラスや水回りはうまく磨けず、いつもどこかくもっていたり、水アカが残ったり…。
そんなときに、単発のお掃除サービスを利用してみたら、たった1回で印象がガラッと変わりました。
驚いたのは、スタッフが2人がかりで、専用の道具を使って手が届かない窓や隅々まで徹底的に掃除してくれたこと。
ガラスはくもりひとつなくピカピカ、水回りも新品のような仕上がりに。
「あ、自分で頑張っていた“掃除”は、ただの拭き掃除だったんだ…」と、ちょっとショックを受けたほどです。
この記事では、私が実際にお掃除サービスを利用した体験談を中心に、そのメリットやデメリットをレビューしていきます。
マレーシアのお掃除サービスとは?
マレーシアのお掃除サービスは、忙しい家庭や働く人々をサポートするための便利な家事代行サービスで多く展開されています。
日本でも家事代行サービスは広まりつつありますが、マレーシアでは特に「手軽さ」と「柔軟性」が魅力とされています。
主なサービス内容には、床掃除、窓拭き、キッチンやバスルームの清掃が含まれます。
また、アイロン掛けや洗濯物の整理といったオプションを追加できる場合もあり、必要に応じてカスタマイズ可能です。
エアコンの清掃や害虫駆除などに特化したサービスや、引っ越しの際の本格的なクリーニングなどもありますよ。
料金は1時間あたりRM25〜RM40(約750円〜1,200円)と、日本と比較すると非常に手頃な価格です。そのため、定期的に利用する家庭も多く見られます。
マレーシアのお掃除サービスは、忙しい日常の中で家事の負担を軽減し、時間を有効活用するための心強い選択肢です。
実際に利用してみたサービス
今回依頼したのはrecommend.myを通じた清掃サービスで、予約から当日の作業まで非常にスムーズでした。
Recommend.myは、掃除サービスと利用者のマッチングサービスです。
料金は明瞭会計で、サービスアプリを通じて支払うことができます。直接現金を渡したり、その場でカードを出したりしなくて良いので、安心しやすいなと感じました。

↑の料金に加え、サービス手数料・消費税などが足されます。
アプリに沿って、日時の希望・掃除の詳細を提出すると、希望に添える掃除会社を探してくれます。
その後はwhatsappに連絡が来て、直接掃除屋さんとやり取りする形になります。
予約時に気をつけたこと
言語について
事前に”Any special requirements”欄にて「英語ができる人」を指定するため以下のように記述しました。

Please have someone who speaks English.
基本的にマレーシアの方はマレー語が第一言語です。
殆どの場合、日本よりも英語は通じますが、あまり得意ではない方も多いようです。
そのため外国人専用のサービスではない限り、英語でコミュニケーションを取りたいことを伝えておくほうが無難だと考えています。
実際記載していても、インド系のスタッフが来て、英語が通じず、意思疎通ができなかったこともありました。
その経験から、whatsappで日時確認の連絡が来た際に掃除屋さんとのやり取りで直接念を押しておくと良さそうということがわかりました。
清掃の仕上がりを左右する 英語が苦手な人におすすめの事前準備
私は英語が得意ではないので、家事代行サービスを利用するときに「うまく伝えられるか不安」でした。特に、細かい掃除の指示や希望を伝えられないと、仕上がりに満足できないかもしれないと思ったのです。
そこで、事前に ChatGPT を使って「やってほしいこと」を英訳 し、リストにまとめました。
さらに、当日よく使いそうな表現(例:「もっと丁寧にお願いします」)をピックアップし、音読 して練習しておきました。
結果、実際のやり取りでは、準備していたフレーズのおかげで スムーズに指示を出せました。
また、リストを見せながら説明することで、言葉に詰まっても意思疎通ができました。
次回は、さらに 「よくある掃除関連のフレーズ」を事前に調べておく つもりです。
また、ジェスチャーも積極的に活用する ことで、より細かい要望まで伝えられるのではないかと思いました。
失敗したやり取り
当日英語でやり取りするよりも、事前にメッセージを送ったほうがいいかなと思い、以下のようなメッセージを送りました。

日本語訳:
こんにちは!明日のお掃除についてお知らせです😊。
1.まずはシャワールーム2部屋、排水溝とトイレからお願いします。
2.次に大きな寝室です。
- マットレスは一箇所に沈みやすいので、掃除機をかけて回転させてください。
3.次にキッチンの掃除をお願いします。
4.可能であれば、部屋に置いてあるアリのエサと黒いゴキブリトラップ6個を回収していただけるとありがたいです。
ご不明な点がありましたらお知らせください。
しかしこの指示では、”quick”過ぎたようで、以下の問題が起きました
- ベッドルームのベッドをどかして床掃除はしてくれなかった
- ベッドの下はあまりきれいではなかった
- キッチンは物をどかして拭き掃除してくれなかった
- 物が多い=ホコリが多いエリアが手つかずだった
当日私は子どもの相手をしていて外出してしまい、夫が1人で見張りをしてくれていたことで、監督不届きになってしました。
これも掃除の仕上がりに満足できなかった原因かもしれません。
普段家にいる時間は夫よりも私のほうが圧倒的に長く、そのような細部にも気が回るので子守は夫に任せ、私が掃除を監督したほうが良さそうです。
そこで次は、
- ベッドの下はベッドをどかして掃除してほしい
- キッチンは、キッチンの小物をどかし、表面のホコリや油汚れを落としてほしい
- 換気扇も同様にきれいにしてほしい
- 私が掃除を見守り、掃除屋さんとコミュニケーションを私がとる
と細部まで伝えた方が良いと学びました。
掃除のビフォーアフター

角度が微妙に違うのですが、ガラスの曇りがなくなり、壁の水垢もだいぶ軽減されていることがわかります

掃除前の写真がなく恐縮ですが、これくらいきれいにベッドメイキングしてくれる参考として
残念だった例

ここをやってほしかったのに、手つかずでホコリだらけの様子
メリットとデメリット
マレーシアのお掃除サービスを利用して感じた、具体的なメリット(良かった点)とデメリットをご紹介します。
メリット
- 家事負担を大幅に軽減
掃除をプロに任せることで、日常の家事の負担が大幅に減りました。特に、子育て中や仕事で忙しい家庭にとって大きな助けになります。 - マレーシア式掃除方法やはやりのお掃除グッズがわかる
掃除用具や掃除の仕方が日本とは大きく異なります。とくにバスルーム。また、マレーシアで流行りの掃除グッズを聞くと教えてくれます。 - コストパフォーマンスが良い
日本の同様のサービスに比べて料金がリーズナブルで、定期利用でも負担が少ないのが魅力です。料金に見合う便利さと満足感を得られる点も評価できます。
デメリット
- サービスのクオリティに差がある
掃除の仕上がりにばらつきがあり、一部の業者では細かい部分が不十分に感じることがあります。机やベットをどかしてまで拭いてくれるスタッフも入れば、そうでない方にあたったこともありました - コミュニケーションの課題
英語やマレー語でのやり取りが必要になるため、細かい要望や希望を伝えるのに苦労する場合があります。 - 文化的なギャップ
掃除を見張っていた方が良い、とのブログを見たので、見張ってることにしましたが慣れてないので見張ってることにこちらが緊張しましたw
利用してみて、家事の負担が軽減され、自分の時間を作れるというメリットを実感しました。
今後も、忙しい時期や特別なイベントの前などに積極的に活用したいと思います。
事前に、簡単なスナック(ハラルがおすすめ)やジュース・お菓子などを差し入れするとなんとなくやる気が違うように感じます笑
まとめとおすすめの活用法
マレーシアのお掃除サービスは、日々の家事負担を軽減し、自由な時間を確保するための頼もしい選択肢です。
リーズナブルな価格でプロの技術を利用できるため、多くの家庭にとって魅力的なサービスと言えるでしょう。
ただし、より満足のいく結果を得るためには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。
お掃除サービスをうまく活用するためのヒント
- 掃除の要望を具体的に伝える
どのエリアを重点的に掃除してほしいのかを明確に伝えることで、仕上がりに満足しやすくなります。
時間内にどこをどれくらい掃除してほしいか整理したほうが良いです。
アプリのメッセージ機能を使ったり、簡単な英語・マレー語を準備しておくと便利です。 - 口コミやレビューを参考に業者を選ぶ
マッチングサービスでは複数の掃除業者を提案してくれる場合があります。清掃業者を選ぶ際には、他の利用者のレビューを参考にすると、質の高いサービスを選びやすくなります。 - 自分に合った利用頻度を見つける
毎週の利用やイベントの前だけのスポット利用など、自分の生活スタイルに合った頻度を考えることで、効率的に利用できます。
初めて利用する方へのアドバイス
初めて利用する場合は、短時間の依頼から始めることをおすすめします。
掃除の仕上がりやスタッフの対応を確認した上で、長時間や定期利用を検討すると安心です。
その他の掃除サービス
今回私が利用したrecommend.my以外にもマレーシアにはいろいろな掃除マッチングサービスがあります。
GrabMaidは、マレーシア初のプラットフォームとして、複数の清掃業者から直接サービスを予約できるシステムを提供しています。
Maideasyは、ユーザーと高評価のプロフェッショナルな清掃スタッフをつなぐオンラインプラットフォームです。
パートタイム清掃員の簡単雇用サービスと言えます。
今後の利用予定と総合評価
今回の体験を通じて、家事の負担を軽減し、時間を有効活用できる便利さを実感しました。
今後も、忙しい時期や特別なイベントの前などにお掃除サービスを利用したいと考えています。
総合的に見て、コストパフォーマンスの良さや使いやすさから、マレーシアでの生活をより快適にするための強力なサポートとなるサービスだと感じました。
ではまた〜