はじめに|海外生活は「英語」よりも「誰にも頼れない」がつらかった
マレーシアで子育てを始めて最初に感じたのは、「頼れる人がいない不安」と「圧倒的孤独感」でした。言語ができないこともありますが、助けを求める方法がわかりませんでした。
子どもの体調不良、急な予定変更、病院、買い物。
夫の会社が家から遠く、帰ってきてもらうにも早くて30分、渋滞時は1時間半かかります。お迎えの時間寸前に倒れたときでも「全部自分でやらなきゃいけない」という状況でした。
マレーシアに来て3年。最初の1年は毎日が綱渡りで、「なんでこんなに大変なんだろう」と何度も思いました。でも今は、あのときの自分に伝えたいことがたくさんあります。。
この記事では、私が実際に困ったこと5つと、試行錯誤しながら見つけた解決策を正直にまとめています!
子どもを預けたいのに頼れる人がいない
実際に暮らしてみると、もっと根本的なところで消耗していました。頼れる人が誰もいない、という現実です。
日本にいれば、体調が悪いときは実家に電話できました。
子どもの迎えが難しいときは、夫も私も在宅だったので交互に休みながら対応する事ができました。でも海外では、そのネットワークがすべてゼロからのスタートです。
- 自分が体調を崩しても、薬が効かないまま家事と育児を続けるしかない
- 子供のスクールホリデー期間+夫の繁盛期は、ほぼ24時間ひとりで子どもを見ていた
- 保育園の送り迎えと買い物と夕飯が重なった日、全部諦めた
- メンタル不調でちょっとしたことで子どもを怒鳴る
- 特にトイトレ中のおもらしなどに対応できず怒鳴りまくる…
「ワンオペ」という言葉が日本でも使われていますが、海外のワンオペには逃げ場がありません。実家も友人も、みんなそれぞれ忙しさを抱えていると思い、話を聞いてもらうことすら難しく感じていました。
- ベビーシッターサービス「Kiddocare」または「sitly」を活用する(1時間RM20〜50・スポット利用可)
- 幼稚園などの一時預かりサービスを確認する(1日120〜450RMと様々)
- 夫と「何を分担するか」を話し合って決める
Kiddocareは登録シッターの身元確認済みで、アプリのレビューで事前確認ができます。Sitlyは自分で身元確認をする必要があります。
ベビーシッター系の記事は事前準備〜当日まで以下に詳しくまとめています!
英語のやりとりが不安なら、ChatGPTやAIで文章を作ってからメッセージするだけで十分です。私もそうしています。
英語ができなくて生活のあらゆる場面で落ち込む
結論から言うと英会話に1年半くらい通ったらなんとかなってきました!
- 緊急外来で訪れた病院で通訳さんが勤務時間外だったとき
- 幼稚園などの先生との面談時
- スーパーで探し物があったとき
- 保育園の他の保護者から英語で話しかけられ、笑顔で逃げた
- 移動中にスマホのメモに翻訳した症状を保存(「何時から子どもが熱があります」など)
- Google翻訳のカメラ機能で看板・書類を即座に翻訳
- 写真や地図を見せて、言葉に頼らないコミュニケーションをとる
- ジェスチャー+笑顔は世界共通。思っている以上に伝わる
英語は完璧に話せなくていい。「伝わればいい」と思えるようになってから、毎日がずいぶん楽になりました。
英語は道具です。使えれば、それで十分です。
「なんとなくしんどい」がずっと続く
私の場合、日本では働いていたので「専業主婦なのにこんなにできないのか?」と自分を責めがちでした。
家族の生活を支えるのは大変だと認めることが、大きな一歩でした。
家事をやめる
なんとなくしんどいときは、とにかく休んでみる事が大事無だと思います。
家事は外部委託しましょう。天才。
- 掃除用具の種類が違って、何を使えばいいかわからない
- 水道水が硬水で、水回りに白いカルキ汚れがすぐ溜まる
- リザード(ヤモリ)が家に入ってくる、いえに何かいる
- 洗剤の成分表示が英語・マレー語で選べない
- 家事は自分で全部やらない、と決める
- 月1〜2回、掃除サービス(クリーニングレディ)に依頼する
- リザード対策グッズをShopee・DIYで購入する
「人に掃除を頼むなんて…」という気持ちは最初ありました。でも、自分のメンタルが安定した方が家族にとっても良かった。今はそう確信しています。
メンタルケアをする
- 友だちがいなくて、日中話す相手がいない孤独感
- 仕事を辞めて夫についてきたことへの強い後悔
- SNSで日本の友人が活躍しているのを見てしまう比較
- 自分だけ成長が止まっているような置いていかれる感覚
- 専業主婦なのに「完璧」にこなせない
- 幼児を怒鳴ったあとの罪悪感
これは「私が悪い」ではなく、環境が急激に変わったことへの自然な反応ですよね
でも当時の私には、そう思える余裕がありませんでした。今も全然思えないときあります!!!
- 「完璧な母親・妻」をやめる——できていることを日記などに書く
- 金で解決できることは金で解決する。外部を頼る
- 定期的に日本語で専門家のカウンセリングを受け、自分をケアしていると実感する
ほんとに毎日お疲れ様です。明日ものんびりやりましょ…
虫対策が大変すぎる
日本では経験しなかった「虫との戦い」が日常になった…戦いの幕開け
マレーシアに来て、最初の週に悟りました。ある朝、寝起きの夫のヒゲがアリだらけになっていました。怖かったです。夫はもっと顔洗え。
日本でもゴXXXやコバエを見ることはありましたし対策頑張ってました。でも正直マレーシアでは戦いに終りが見えません。
引っ越したら解決したことがほとんどなので内見をしっかりすることをおすすめします。
- ゴミ捨て場の近くの部屋はやめる。
- 引っ越す。
- ゴミ捨て場の近くの部屋だったときはマイマイガとアリと共存していました
- アリメツより引っ越しがおすすめです
- ブラックキャップを配置。半年で交換。
- G予防スプレーを使う
- 扉の隙間を減らすグッズをShopeeで購入する
基本的に24時間ゴミ出しOKの物件に住んでいるので、生ゴミはその日のうちに捨てます。
昼間も生ゴミの袋は縛っています。
よくある質問(FAQ)
- Qマレーシアでベビーシッターを頼むのは安全ですか?
- A
Kiddocareなどの公式サービスを使えば、シッターは身元確認済みで、レビューも確認できます。まずはアプリをインストールして、登録シッターのプロフィールを見るだけでも安心感が変わります。
心配な場合は、親が家にいる日に試してみたりベビーカメラを設置すると良いと思います
- Q英語が全くできなくても生活できますか?
- A
できるとおもいます。そもそもマレーシアで英語は第2言語です。マレーシアの人も英語苦手だったりします。
翻訳アプリ・ChatGPT・写真・ジェスチャーを組み合わせれば、ほとんどの場面は乗り越えられます。
病院や幼稚園などで使うフレーズは事前に準備しておくと安心です。
- Q孤独感はいつ頃なくなりますか?
- A
個人差がありますが、日本人コミュニティに参加したり、現地英会話クラスに参加したりサービスを活用して生活が安定してきた6ヶ月〜1年後には、だいぶ楽になる方が多いようです。スーパーで買物していると、知り合いが挨拶してくれるようになると少し安心を感じますよね。
というか、日本でも全く孤独じゃない状態ってあまりなくないですか…?
今回FAQ入れてみたのですが自問自答身があって面白いですね。
それでも少しずつ「暮らせる」に変わった
渡航から3年が経った今、あの頃の自分に会えたら、「全部解決しなくていい。ひとつずつ、ちょっとずつでいい」と伝えたいですが、まぁ当時は必死なので…ひとつずつやっているつもりでした。
最初の1週間目で子どもが入院したりバタバタでした。
でも1か月後には、Kiddocareを使えるようになり、掃除サービスを頼む余裕ができて、6ヶ月後には英語のクラスに通うようになりました。
- 慣れる:「当たり前」の基準を現地に合わせると、毎日が少し楽になる
- 頼る:サービス・コミュニティ・夫など、頼れる先を意識的に増やす
- 手放す:日本と比べない。完璧にやらない。それだけで消耗が減る
海外生活で育つのは子どもだけじゃありません。「頼る力」「助けを求める力」「環境を受け入れる力」は、帰国後にも必ず生きてきます。
「完璧」を諦めて少し楽になった|海外子育ては「ひとりで頑張る」より「どこに頼るか」が全て
海外子育ては大変です。でも、頼り方を覚えると確実に変わります。この記事が、あなたの毎日を少しでも軽くするきっかけになれば嬉しいです。
ではまた!
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※この記事は、筆者がマレーシア在住中に実際に体験・利用した内容をもとに作成しています。サービス内容や条件は変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。







